未婚母・非婚母・離婚母、すべての母子に平等に生きる権利が:結婚、してみませんかー7

日本の貧困問題が語られるとき、必ず出てくるのが、母子家庭の困窮です。
非婚・未婚の母が、不安なく母子ともに生きていくことができる社会。

日本が先進国と自ら評価できるのは、そうした社会が実現できてこそのこと。
この『シングルマザーの貧困』『ルポ 母子家庭』で、日本の実態を理解し、
社会的課題として共有し、取り組む時代が1日でも早く来ることを願うもの
です。

-------------------------------

2012年11月24日からAmeblo で22回に亘って、結婚をテーマに投稿。

その投稿をこちらに転載。
内容を再確認しつつ、最近思うことなどを加えての
<結婚、してみませんか>シリーズを続けています。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 Ameblo編・第7回:愛の結晶にもさまざまな人生が!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「子供が欲しくない」夫婦も多いようですし、
当然 そこに立ち入ることはできません。

しかし願わくば、
欲しくなかった子供ができてしまった結婚ではなく、
望んでできた子供との家族形成・家族生活であって欲 しい・・・。

故あって、家庭に恵まれなかったり、
両親あるいは父親、母親との縁に恵まれなったり・・・。

一人っ子だった方、兄弟姉妹の数と関係、親のそれぞれへの接し方・・・。

それぞれ両親や家庭・家族の背景や事情・環境はみな異なり、
その思いも異なります。

そうした原体験や経験からも形成される「結婚」や
「子供」や「家庭」に対する考え方と行動。

簡単に「結婚」を考えられませんし、こうあるべき と当然断じることもできません。

創った子供、できた子供に対する思いや期待もみな それぞれ・・・。

子供は親を選べません。

生まれたのではなく、産まされた?
英語では受動で表現される子ども側。

しかし子供に対する親の扶養責任は絶対的なコトです。
欲しかったけれども子供ができなかったご夫婦の思い とその結婚・家庭・・・。

少子高齢化をひた走る社会。
人口減少の速度も加速しつつある社会。

将来に対する不安、子育てに関する不安、経済的な 不安、いろいろあるでしょう。

不安にどう対処するか。
簡単な課題ではありませんが、何とか対応していき たいですね。

そしてただ願うのは、より多くの人々が、「結婚」し、
「子供」を持ち、幸せな「家庭」を築き、子供の成長 を祈り、見届け、
世代と社会を継承していくこと・・・。

自然にそう思いつつ、繋いでいってくださるすべての世代の方々にお伝えしたく、
「結婚」について綴っています。

 

(2012-11-29投稿記事、転載)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

少子化社会における出産・子育て問題を考える時
非婚、離婚で子供を持つ女性と家族・家庭を守る制度・システムのあり方が
以前に増して大切な課題となりつつある気がします。

しかし
現状はまだまだその課題について
当事者である方々の声が小さく、かつ集約されていないと感じます。

いうならばマイノリティ状態。

しかし国家としての社会保障政策の基本は
弱者・少数者に向けて、優先的に行われるべきです。

また、特に、乳児・育児、これから生まれようとする子に対しては
貧困・裕福を問わず、社会をあげて、国を上げて守り、育むべきものです。

求められ愛の結晶として生まれでた子供も
事情があって、誕生時に愛情を受けることができなかった子供も
すべて、社会と国という基盤の愛情を等しく受けるべき存在です。

結婚という手続きを踏んでの子供
結婚という手続きなしで生まれた子供
結婚という形式を放棄しての子供

すべて社会の愛の結晶として、愛情を注ぎ、情愛を育んでもらいたい・・・。
そう思い、そう願います。
そういう望ましい社会において・・・。

 

-----------------------------------



-----------------------------------

関連記事一覧