
広がる樹木葬墓地、ペットも一緒に:増える家族関係の確認とコミュニケーションの機会
年間死亡者数が130万人超。
まさに多死社会・多死時代に入っています。
そこから自然発生した「終活」。
今は、脅迫観念さへ持つまでに成長?し、ビジネス化しています。
日経の【迫真】欄で、2017/8/21から『大終活時代』と題した特集を組みました。
そのシリーズの1回目は
◆『大終活時代(1)「子に迷惑かけたくない」 』
その記事を元に、前回
◆拡大する終活ビジネス市場、支える超高齢化社会と多死社会
を投稿しました。
シリーズ第2回は、2017/8/22掲載の
◆『大終活時代(2)お骨だけの場所じゃない』
「樹木葬」を取り上げたその記事では、人気の東京都八王子市の「風の丘樹木葬墓地」
を紹介しました。
詳しくは、リンクした記事で確認頂きたいと思います。
「風の丘樹木葬墓地」は、現在見学の予約を受け付けて、利用者の募集を行っているところ。
その費用は、HPによると以下のようになっています。
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もうひとつ、記事では、
ペットと埋葬が可能な大田区安祥寺の永代供養墓「久が原庭苑」を紹介しています。
「久が原庭苑」は、「花と眠る樹木葬」永代供養墓「久が原庭苑」と表現しています。
樹木葬とうたっていますが、風の丘樹木葬墓地よりも、通常の墓地のイメージが強い
ですね。
桜の花など、自然環境に恵まれていることを訴求しているように感じます。
費用も、風の丘よりも高い・・・。
「ペットと一緒に眠ることも可能」としていますが、それ自体を強く、大きく訴え
る感じは、HPにはありませんでした。
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記事での紹介の最後は、改葬と墓じまいについて。
大阪市の泉南メモリアルパークでは13年以降、お墓の返還数が新規申し込みを上回
っていることを取り上げました。
※泉南メモリアルパーク
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樹木葬への関心は、もう数年前から高くなってきています。
このブログでも、2015年に
◆樹木葬の公営墓地、愛知県長久手市に!:樹木葬とは (2015/3/16)
◆樹木葬・桜葬、桜葬墓地とは:『老い方上手』「自分らしい葬送を選ぶ」から-7 (2015/7/10)
◆お盆を迎えるこの機に、お墓や葬送を考える:納骨堂・樹木葬など、形式と意識の変化 (2015/7/16)
で紹介しました。
また、前回取り上げられた、クラブツーリズムの終活ツアーも、2年前に
◆クラブツーリズムの終活講座:樹木葬と海洋散骨講座、納骨堂講座、エンディング準備講座 (2015/6/3)
で紹介しています。
要するに、終活市場が、団塊の世代がの全員が前期高齢者期から後期高齢者期に
雪崩れ込む状況にあるなか、今後数年で一気に開花し、実を結ぶ時期に入ってい
くわけです。
まあそうした機会に、家族・親子のコミュニケーションが行われ、その関係を見
直す、再確認することになる。
それも良いのではと思います。
おひとり様はおひとり様として、真剣に考えることにも・・・。
季節の移り変わりと共に、人生のエンディングのあり方にも想いをいたすことに
なります。
※それぞれの画像は、各HPから転載させて頂きました。
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終活情報の一種、小さなお葬式や海洋散骨について、先日
◆僧侶無し葬式「小さなお別れ葬」最安の14万円台。ユニクエスト・オンライン
◆海洋散骨海域に、人気の沖縄離島・石垣島を加え15海域に。ユニクエスト・オンライン
で紹介しました。
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