介護家族基本情報の把握:家族介護「介活」の進め方(1)

最近、「介活」という用語を他でも見ることがあります。
そこで自分なりに考えて、以下のように【「介活」の定義】化。
そこから、【家族介護「介活」準備項目リスト】を整理してみました。

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【「介活」の定義】

1.家族・親族などを介護する人にとっての「介活」
1)これから介護をしなければいけなくなると想定される人、あるいは急遽介護をし

なければいけなくなった人にとっての「介護準備活動
2)既に介護が生活の一部として組み込まれ、実践している「介護実践生活」

2.自分が介護される立場における「介活」
1)介護されるようになる時を想定して行う「自分介護準備活動」

2)家族等だれかに介護支援を受けている「介護生活」

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【家族介護「介活」準備項目リスト】

1.介護を必要とする家族に関する情報整理・把握
1)現状の居住生活状況の把握
①(介護対象の家族は)家族・親族と同居か別居か
①-1 同居の場合、誰とか、その世帯の構成は
①-2 単身の場合、生活に不便・不都合がないか
①-3 高齢夫婦世帯の場合、双方の健康度や生活状況に問題はないか
②(介護対象の家族の住居は)持ち家か借家か、それ以外の形態か
②-1 持ち家の場合、住宅ローンなど負債はあるか、ないか
②-2 借家の場合、賃料、その他契約内容はどんな内容・条件か
③近隣・地域社会との関係は良好か、関係は薄いか
③-1 関係性がある場合、その対象者と関係度・関係内容
③-2 関係性が薄い場合、自治体など連絡先・相談先情報を把握

2)現状の健康度・病気等の状況の把握
①現状通院・かかりつけの病院の有無と病状等
②現状服用の医薬品、施術等
③過去既往の病気・ケガ、手術・入院等の有無と内容
④現状介護認定の有無・程度、介護サービス・介護予防サービス利用状況
⑤健康保険加入状況(健康保険か国民健康保険か)
⑥医療費支払い状況(医薬品含む)
⑦現状利用・実践の運動、サークル、趣味、仕事等 ※1-1)③と関連

3)現状の家計状況、資産・負債状況等の把握
①年金種類と受給額、受給方法(金融機関)・管理方法
②年金外収入(仕事・副業・不動産収入等)の有無・種類・金額等
③預貯金、有価証券等流動資産
④土地建物等固定資産
⑤相続関連情報(本人の相続意向、相続権留保者情報)

4)介護家族情報の整理把握
①直接介護対応家族・親族状況、意向
②間接介護関与家族・親族情報、状況、意向
③介護体制整備上の問題点・課題と対応方法案
④本人の意向・希望

2.介護に関する基本知識・情報の調査・把握
1)介護保険利用のための諸手続き
①自治体介護担当部署連絡先・相談先、地方包括支援センター連絡先・相談先
②介護認定調査申請方法とそのプロセス、関与方法等
③ケアマネジャーの選出方法・相談先

2)介護保険制度、介護システム等の基礎知識
①介護保険利用者要件
①-1 介護保険料負担者と負担介護保険料
①-2 適用対象者年齢要件および年齢外特定疾病要件
①-3 要介護度・要支援度ランクと要件
②介護保険制度の内容
②-1 介護給付・介護報酬制度と負担介護費用
②-2 介護保険適用サービスと介護保険適用外サービス
②-3 介護保険利用時の負担費用と条件
②-4 その他制度内容
②-5 制度改定時の内容確認
③民間介護保険
④成年後見制度

3)介護施設等の種類と業務内容
①公共型施設事業所と特徴、事業内容
②民間型施設事業所と特徴、事業内容
③福祉用具事業者と役割、事業内容
④医療関連事業所と役割
④-1 医院・病院
④-2 看護事業所
④-3 薬局
⑤その他関係先
⑤-1 自治体担当部門
⑤-2 NPO、ボランティア組織その他業務提携先

4)介護サービス利用方法・利用手続き
①ケアマネジャーの選出・依頼と役割
②在宅介護・施設介護に応じた介護体制と介護利用方針
③月度介護サービス利用計画

5)企業・団体等の介護休業制度、介護支援制度に関する知識・情報
(企業・団体就労者の場合)
①法定での介護休業制度の内容と利用用法
②企業団体独自の介護支援制度の有無と内容、利用方法
③介護休業制度・介護支援制度利用方法と手続き

6)その他の関連知識
①認知症に関する知識・情報
②見守りシステム
③成年後見制度
④民間介護保険
⑤介護関連情報ソース 

3.介護体制・方法の検討・計画立案
1)介護を受ける場所・方法の検討・設定
①在宅介護
②施設介護(入所・入居型)
③在宅介護と施設介護の併用
④施設選択要件と選択判断基準
④-1 要介護・要支援度、利用サービス等に応じた選択
④-2 評価・評判による選択
④-3 費用・経済的条件に応じた選択
④-4 家族介護体制に応じた選択

2)医療並行利用時の対応方法
①必要病院と利用手段
②訪問診療・訪問看護の必要性と対応方法

3)介護等諸費用の試算・見積もりと負担方法
①想定介護時の介護・医療費試算と費用負担・分担試算
②施設入所時の費用負担試算と準備方法
③在宅介護選択時の住宅改修諸費用見積もりと負担方法

4)介護担当者とその方法・体制計画
①介護離職防止のための方策
①-1 介護休業制度・介護支援制度利用計画
①-2 必要介護費用負担計画
①-3 (万一)介護離職選択時の諸計画  ※別途項目化、要

②家族・親族介護体制計画
②-1 家族・親族等介護関与打ち合わせ・コミュニケーション
②-2 家族・親族介護費用分担検討
②-3 連絡体制・方法確認

③介活実行計画および実介護生活準備計画
③-1 介活実行スケジューリングと実行プロセス管理、介活ノート作成記入
③-2 介護必要時介護計画およびスケジューリング、実行プロセス管理(介活ノート活用)
③-3 介護生活開始後の変更・必要事項対応

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その家族介護「介活」の
1.介護を必要とする親等家族に関する情報整理・把握>
の項目が、
親の介護で自滅しない選択』(太田差惠子氏著・2017/2/15刊)の
<第2章 親が元気なうちにしておきたいこととは>
の項目と一部重なっていました。
そこでそれらと結びつける形で、自分なりに再度整理し、考えて
みることにしました。

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第2章の9項目は、以下の問いかけで構成されています。

①時々は実家に顔を出したり電話をしたりする?
②真逆の価値観であっても、親の話にひたすら耳を傾ける?
③配偶者やきょうだいと親の老後や介護について話す?
④介護が必要になった場合の、親の希望を知っている?
⑤実家の近所の人とは親しくしている?
⑥親の年金額や貯蓄額を知っている?
⑦緊急時の連絡手段を決めている?
⑧病気の母親が1人暮らしになるが、結婚で家を出る?
⑨高齢の親のことを相談できる窓口を知っている?

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重複しますが、私の項目リストは、以下です。

1)現状の居住生活状況の把握
①(介護対象の家族は)家族・親族と同居か別居か
①-1 同居の場合、誰とか、その世帯の構成は
①-2 単身の場合、生活に不便・不都合がないか
◆ ①-3 高齢夫婦世帯の場合、双方の健康度や生活状況に問題はないか
②(介護対象の家族の住居は)持ち家か借家か、それ以外の形態か
◆ ②-1 持ち家の場合、住宅ローンなど負債はあるか、ないか
◆ ②-2 借家の場合、賃料、その他契約内容はどんな内容・条件か
③近隣・地域社会との関係は良好か、関係は薄いか
③-1 関係性がある場合、その対象者と関係度・関係内容
③-2 関係性が薄い場合、自治体など連絡先・相談先情報を把握

2)現状の健康度・病気等の状況の把握
①現状通院・かかりつけの病院の有無と病状等
②現状服用の医薬品、施術等
③過去既往の病気・ケガ、手術・入院等の有無と内容
④現状介護認定の有無・程度、介護サービス・介護予防サービス利用状況
⑤健康保険加入状況(健康保険か国民健康保険か)
⑥医療費支払い状況(医薬品含む)
⑦現状利用・実践の運動、サークル、趣味、仕事等 ※1-1)③と関連

3)現状の家計状況、資産・負債状況等の把握
①年金種類と受給額、受給方法(金融機関)・管理方法
②年金外収入(仕事・副業・不動産収入等)の有無・種類・金額等
③預貯金、有価証券等流動資産
④土地建物等固定資産
⑤相続関連情報(本人の相続意向、相続権留保者情報)

4)介護家族情報の整理把握
①直接介護対応家族・親族状況、意向
②間接介護関与家族・親族情報、状況、意向
③介護体制整備上の問題点・課題と対応方法案
④本人の意向・希望

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9つの設問のどれが、上のどの項目と関連しているか?
ちょっと見づらいですが、イメージが一致する項目があると思います。

次回から、その内の関係しているいくつかの項目を、擦り合わせしてみます。

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