要介護度・健康度が改善していく喜び:中日新聞<生活部記者の両親ダブル介護>より(6)




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2016年10月から中日新聞で始まった、同紙生活部三浦耕喜記者のご両親
の実際の介護生活を綴る連載、<記者の両親ダブル介護>
2回分ずつ紹介してきています。

第1回:介護事情は千差万別。恵まれている特養入所
第2回:「食べることは、生きること」と見つけたり!
第3回:医療と介護、病院と介護施設。人それぞれ異なる介護生活
第4回:ひとそれぞれに異なる介護事情・介護生活
第5回:高齢者もSNS、ネット利用を普通にやれるように



今回は、11回・12回目を、まとめて。

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 (11) 誕生日ハム 「これを待っとったんや」 (2017/3/1)
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 今度は介護施設で迎えた父親の誕生日のことが書かれています。

こちらからお読みください

 

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 (12) 母が「もぐもぐ」 感動、自分で食べてる! 2017/3/15)
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 食事の介助を必要としていた母親が、自分で食べることができるよう
に回復したことを伝えた今回。

こちらからお読み頂けます



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父上は要介護3、母上は要介護4.
特養から病院へ入院し、途中転院したお母さんの状態が、かなり改善してきた
様子が報告されています。
食事の介助を必要とせず、自分で摂ることができるになると、どうでしょう、
要介護3に改善したと見なされるでしょうか・・・。
それとも要介護4のままでしょうか。

介護財政負担の増加で、要介護・要支援度が改善された介護施設には、介護保
険給付を削減した成果を評価して、成功報酬的な給付を増やすという制度改定が
予定されているようです。

病院は、当然の業務なのですが、介護も両方実施できる病院ではその制度はど
のようになるのでしょう。

私の義母が入所するサ高住では、一定期間以上(多分3ヶ月)病院への入院を余
儀なくされると退所しなければならないという規定があります。
特養の場合そういう規定はあるのか、ないのか・・・。

しかし、そのサ高住も、以前、要介護1以上しか入所を受け入れなかったので
すが、空室のままでは機会損失が大き過ぎると気づいたか、今は、要支援者受け
入れに転じたため、定員24人満室状態にあるということです。
支援・介護度が低ければ、スタッフの負担も少ないですし、家賃と管理料と食
費は必ず入りますから、受け入れて当然です。

先日、NHKのクローズアップ現代+で、老人ホームに空き室が多い、という現
状を取り上げていました。
時間が短すぎて、特養とサ高住両方の施設の現状をレポートしたのですが、ど
ちらも突っ込み不足で、尻切れトンボの終わり方になりました。
一部の地方では、要介護3以上が入所条件になり、入所者が減った、とも・・・。
介護士不足が要因のひとつ、とも・・・。
サ高住は、建設中止や廃業が増えている・・・。

問題の本質への掘り下げはなされないまま。
介護行政のミスを鋭く指摘すべきなのですが。
かの結城康博教授がコメンテーターで出演していただけに、残念でした。
いずれまた触れたいと思います。
しかし、老人ホームという表現はどうかと思うのですが・・・。

さて三浦記者のご両親。
現状を思い、在宅での遠距離介護の折りを振り返っての記述が、今回の終わり
にありました。
その時の状態を脱し、特養と病院との毎日で、元気さを取り戻しているお二人。
81歳、80歳。
年齢を考えると、その生活状況はどうでしょうか・・・。

私の義母は、95歳で、食事の介助はまったく不要。
歩行器を使ってはいますが、元気に歩いています。
やはり個人差、大きいですね。

 

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