介護マンガ「ヘルプマン!」で知った<介護未経験者確保等助成金制度>:介護コミックの存在を知る!(恥)



2015年5月14日付日経夕刊で取り上げられていた
<介護マンガに熱い視線>というタイトルが付いた記事を見るまで
介護を扱ったコミック本があることを、恥ずかしながら・・・
知りませんでした。

団塊世代の最後部に属する者ですから
少年マガジン、同サンデーで育ち
少年ジャンプの爆発的人気に加担てきた世代。
随分、漫画単行本も、貸本屋で借りてきて見た(読んだ)ものです。

大人向けの週刊コミック誌もかなり前に卒業し
まったくと言っていいほど、見なく(読まなく)なっていたコミック。

その記事は、こんな内容で種々の介護マンガも紹介していました。
(さすがに、題材が題材だけに、介護「コミック」と表現しなかったのでしょうか?)


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介護マンガに熱い視線 、体験記や恋愛、裾野広がる

介護を扱った漫画が増えている。
漫画家の体験記や現場の苦闘、そこから生まれる恋愛などの物語が
シニア層の共感と、若い世代の関心を呼んでいる。

としてそこで取り上げた4冊を以下紹介したいと思います。

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バラエティーに富んだ近年の話題作

1.人とロボットが二人三脚で介護に奔走する近未来を描いた
コンシェルジュ インペリアル 1 (ゼノンコミックス)」。
「コンシェルジュ」シリーズでホテル業界を描いてきた藤栄道彦氏が、
昨年末に連載を開始した新シリーズは老人ホームが舞台。

「高齢者にこそ、顧客のあらゆる要望に応える“コンシェルジュ”が必要」
人とロボットが介護を通じて成長する姿を描く。

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2.介護現場の葛藤や喜びを描いた漫画の草分け的存在は、
くさか里樹氏の「ヘルプマン!」。
若い男性介護士が業界の常識に疑問を感じ、持ち前の行動力で問題を
乗り越えていく姿を描く。

03年から14年夏まで「イブニング」で連載、単行本は累計100万部超。
14年末から続編「ヘルプマン!!」を「週刊朝日」で連載している。

 

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3.施設に暮らす認知症の母との日常をつづった岡野雄一氏の
ペコロスの母に会いに行く」。

12年に自費出版したところ人気が広がり映画にも。

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4.新井英樹氏の「空也上人がいた (IKKI COMIX)」は20代の男性介護士
が主人公。

原作は山田太一氏の同名小説。

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こうあっては
介護ブログをやっている私としても、避けて通るべきではないと、一念発起!
(そんな大袈裟なものではないですが・・・)

そこで
『ヘルプマン!』をまず1冊だけ読んで(見て)みようと、
Yahoo!ショッピングで在庫チェック。
新品のバックナンバーで第1巻から順番にと思ったのですが、
在庫がないものの方が多く、仕方なく第14巻だけ注文し、入手。

第14巻
副題に【介護職員待遇編】とありました。

そこで知ったのが<介護未経験者確保等助成金>

職員不足に対応するため
若手職員が、マン喫で、介護未経験者を誘って、介護施設で働くよう、
言うならば募集採用活動=リクルーティング。
失業中の元トラック運転手やニート女性を試用職員とするストーリー。

そこの施設長が、この<介護未経験者確保等助成金>を目当てに、
採用を認め、そのトレーニングを厳しい問題を日々突きつけられている現場に
丸投げしようという魂胆。
そこで主任が、その助成金を職員に配付するよう求める、という展開です。

この巻全体では

(前巻からのつながりで)入居者の信頼を失ったと感じた)
主人公の若い男性介護士「恩田百太郎」が、仕事をやめることを決意。
それをきっかけに施設内でのトラブルが、
入居者、経営者、施設管理者、現場責任者(主任)、
現場職員等それぞれの事情・レベルで一気に吹き出して発生。
主任が辞表を提出、職員も全員出勤拒否、などの問題に発展。
一旦退職を決意した若い男性主人公が、
退職意志を持つきっかけとなった入居男性の真意を知り、職場に戻る事を決め、
上司・同僚を巻き込みながら、元にさやに収まる。
加えて、マン喫で誘った新しい人材を迎え入れ、一緒に仕事をし始める・・・。

そんなストーリーです。

と、簡単に書きましたが

この舞台となる介護施設は、どちらかというと認知症や要介護度の高い入居者が多く、
介護現場の大変さが、描かれています。


その他の巻も注文しようと思い
今度は中古の全巻セットがないかネットでチェック。
ネットオフもブックオフも
折角大人買いしようと思っている健気な団塊世代の意に反して、ナシ。
やむなく
品揃えと価格に優れたネットオフでとりあえずの分を以下のように発注。
継続して購読?し、時々、ブログで取り上げることにします。

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長くなりましたが、この機会に

介護未経験者確保等助成金とは

介護関係業務の未経験者を、
雇用保険一般被保険者(除、短時間労働者)として雇い入れた場合、
1年以上継続して雇用することが確実であると認められる場合に、
事業主への支援として助成金を支給する制度。(※平成20 年12 月1 日以降の雇入れが対象。)

◆介護関係業務の未経験者を1人につき、6ヶ月間の支給対象期ごとに25万円
(※介護参入特定労働者の場合は50万円)を助成
支給は第1期・第2期に分けて行い、助成対象期間(雇入れ日から1年間)に50万
円(※介護参入特定労働者の場合は100万円)まで受給できる。

企業規模に応じて、助成の対象となる労働者数を拡大されるが、
雇用保険被保険者数が200人未満の場合は、3人まで助成対象。

◆対象となる「介護関係業務の未経験者」とは
・前職(介護関係以外)を辞職して求職中の方、
・年長フリーターの方、・主婦の方 など、
介護関係の資格を取得しているかどうかにかかわらず、
これまで雇用契約のもとに介護関係の仕事に携わったことのないことが条件。

※ ただし、満65歳以上の者及び新規学卒者は除く。
※ 登録ヘルパーや派遣労働者として介護業務に従事したことがある場合も対象外。

◆介護参入特定労働者とは
介護関係業務の未経験者であり、かつ、以下のいずれにも当てはまる方
・雇入れ日時点で25歳~39歳である方
・過去1年間に雇用保険被保険者でなかった方

とありました。
詳しい内容は、こちらで確認してみてください。

 

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結城康博氏著

☆☆☆『介護 現場からの検証』(2008年5月20日・岩波新書)

カスタマーレビューページ

☆☆☆☆『在宅介護 「自分で選ぶ」視点から』(2015年8月20日・岩波新書)

カスタマーレビューページ

☆☆☆☆『介護破産 働きながら介護を続ける方法』(2017年4月14日・KADOKAWA)

カスタマーレビューページ
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