
生き方の選択肢としての理性・感性に基づく結婚:結婚、してみませんか(16)
2012年11月24日からAmeblo で22回に亘って、結婚をテーマに投稿。
その投稿を消去し、こちらの<世代通信.net>に転載。
内容を再確認し、修正したり、付け足ししたりしつつ 今思う別の観点も
加えて結婚を考えてみる <結婚、してみませんか>シリーズです。
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Ameblo編・第16回:「生き方の選択肢」としての結婚
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「結婚」し「子供」を持ち「家庭」を築くという人の営みが、
生き方の一つの選択肢に過ぎなくなる・・・。
既に、そうなっている・・・。
当然の権利として・・・。
高学歴化は一面では「理性」の在り方の変化を もたらします。
生き方の多様化は「理性」の行動化や価値観の多様化の表れでもあります。
「理性」が、結婚や出産や家族形成という生き方、ライフステージのあり
方を選択する。
そうありたい、そうあって頂きたいと私は思います。
本能だけではなく、感覚だけでもなく、当然無感覚ではなく・・・。
一応「結婚したい」と思っている人は多いが、 行動に移す比率が低い。
出会いが少ないから、これと思う人がいないから・・・。
不安や面倒さの方が強いから・・・。
それも、何かと天秤にかけて、ある意味、理性がネガティブな行動に
とどまらせている表れかもしれ ません。
ならば、もっとシンプルに「好きだから」行動する。
「魅かれるから」行動する。
もっと直感や本能に任せる。
理性でなく、「感性」を活かす、「感性」を信じる!
そういう生き方も良いのではと思います。
結婚や育児を束縛と捉えるか、一つの価値・喜びと考え、感じることが
できるか・・・。
結婚し、育児もするが、自分の個としての願い・思 いも実現する。
家族・家庭の成長と生活の中でいくつもの願いも実 現する。
結婚と夫婦生活・家庭生活は「理性」と「感性」 との組み合わせで成り
立ち、進められていく。 (小難しい言い方で申し訳ありせん・・・。)
そんな生き方を、20代30代の方々が柔軟に、しなや かに、
優しく、強く創り上げていって頂きたいと思っ ています。
この世代の方々の「感性」は、私たち世代にはない もの。
その「感性」に、高学歴化と経済社会の中で得た 「理性」と、
少しの「合理性」も織り交ぜ、融合して、
皆さんなりの「結婚」「家族」「家庭」のステージ を創り上げて頂きたい
と願っています。
※2012-12-08 投稿記事の転載です。
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「非婚」も生き方の選択肢の一つ。
あの重鎮・上野千鶴子さんと、今売り出し中の水無田気流さんとの対談書
『非婚ですが、それが何か! ? 結婚リスク時代を生きる』
では、そのサブタイトルに、「結婚リスク時代」とあります。
上野さんからみると、理性による結婚があるならば、その理性そのものを
疑われそうですが・・・。
ある意味、非婚も「理性」のなす判断・選択の一つでもあるので、並立は
可能であり、対等でもあります。
お二人の対話の中に
「確信犯シングル」と「なし崩しシングル」という表現が出てきますが、
前者などは、「理性型」非婚の象徴みたいなものです。
同書を参考にした議論も、今後展開していきますが、ダイバーシティという
言葉が、まさに多様と表現されるだけに、その多様性が、極大化したレベル
で用いられると議論はとめどもなく広がって、収拾がつかなくなってしまい
そうです。
正直なところ、男と女、という両性だけの分類が、多様性の核となるユニッ
ト、原点と思うのですが、結婚、非婚という行動面で捉えるだけでも、ああ
でもない、こうでもない、となり、そして、最後には、生き方を選ぶことが
できる権利問題に戻ってしまいます。
まあ、どちらにしても、流されての人生も、しっかり意志をもっての人生も
ありで、それぞれ幸せな人生であれば、と思っています。
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