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高齢者の孤独死防止に、地域や社会との交流は絶対必要ですか?:日経<130万人のピリオド>で見る「終活」模様(15)

2016/2/1から日経が月曜夕刊で連載の終活・人生の最期がテーマの
「130万人のピリオド」。

第1回:終のすみか。ホームホスピスも在宅で迎える最期のカタチ 
第2回:増える家族葬や直葬。火葬場待ちが常態化で友引火葬も当たり前
第3回:独居高齢者の孤立死リスクにどう対処するか?
第4回:「手作り葬」「家族葬」「直葬」。DIY終活が見えてきた!
第5回:「終活消費」対象のお墓対策と「おりん」? 
第6回:望む終末期・最期を、家族・医師に伝える文化形成を
第7回:ペット同居可能特養、ペット信託、ペット保険。ペットのための終活対策も
第8回:最期のあり方の選択肢として増える「献体登録」
第9回:増える無縁墓。改葬・墓じまい・共同葬、多様な選択肢と対応法
第10回:介護施設入居に保証人が必要。身元保証契約・身元保証制度問題
第11回:「生前葬」からあと何年生きますか?
第12回:訪問看護による在宅死。ホスピスは広がるか
第13回:ピンピンころりか老衰が高齢者の理想の死!?
第14回:「無理に生きさせるのは無用」の死生観、生き方の時代へ!

今回は、第15回の以下の記事です。

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 15.高齢男性 地域でケア 孤独死予防へ接点づくり(2016/7/20)
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単身世帯の高齢者が誰にもみとられずに亡くなる孤独死が増加傾向にある。
 今月、東京都監察医務院が発表した東京23区内での高齢者の孤独死者数は3116人
(2015年)で、10年前に比べ1000人超増えた
 孤独死者数全体の6割を男性が占めている。
 年間130万人もの人が亡くなる多死社会で、男性の孤独死を防ぐ有効な手立てはあるか。
 高齢者の孤立問題に詳しい東邦大学の岸恵美子教授に聞いた。

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Q1:孤独死とはどのようなもの?

 「単身者が誰にも気づかれずに亡くなることを指す。高齢者が大半を占め、死因は虚血
性心疾患が最多。夏の時期には熱中症で亡くなる人も多い。糖尿病など医者にかかれば大
事には至らない病気でも、単身者の場合は食生活などに自制がきかず、合併症で亡くなる
こともある」

 「孤独死するケースは、生活のあらゆることを放棄する『セルフ・ネグレクト』の状態だった人が多い。配偶者との死別や人間関係のトラブルから他者との接点を断ち、掃除や
洗濯、食事などの生活行為を放棄してしまう。住環境は廃れてゴミ屋敷状態となり、周囲
から隔絶し孤独死へと至ることもある」

Q2:なぜ孤独死は男性に多いのか?

 「現役の頃は地域の行事に参加できず、妻を通じた交流しかなかった。そんな退職後の
男性が孤立してしまうというパターンがある。介護の問題もある。親につきっきりだと地
域と関わる時間がなく、周囲も異変に気づけない」

 「自ら周囲との関係を断つ人もいる。人の世話にはなりたくないというプライドを持つ
男性は多い。その他、人の世話になるのは申し訳ないという遠慮や人間不信など、様々な
感情が地域との間に距離を生んでしまう」

Q3:対策は?

 「男性本人に、自分から地域と関わろうと思わせるのが大前提だ。地域ぐるみで顔を見
かけたらあいさつを交わすなど、接点をつくるとよい。地域の催し物も効果的。男性介護
者の集いなどは、悩み相談の場にもなる。勤務先の企業が退職前に地域のシルバー人材セ
ンターへの入会を勧め、地域交流を提案するのも策だろう」

Q4:地域に溶け込むのを拒む男性にはどうすれば?

 「地域住民は自分の身近で孤独死が起きてほしくない、と心から願っている。その思い
のあまり、他者と関わろうとしない人にも無理に介入するケースがあるが、それはいけな
い。拒まれれば、住民は厚意をむげにされたと幻滅し、これ以上の接触は避けようと考え、
孤立がより深刻化する恐れがあるためだ。自ら孤立を選ぶ人には、行政の力を借りる方が
よい」

 「単身の男性高齢者を一律に考えては、孤独死を防ぐことはできない。本当は地域と関
わりたいと思っているのか、それとも一切の接触をしたくないと考えているのか。そうし
た個別的な性格を把握するには根気強く見守る姿勢が必要だ。その意味でも、地域住民が
果たす役割は大きい」

NHK

【岸恵美子氏】保健師を経て日本赤十字看護大学大学院で看護学博士号取得。
2009年帝京大教授、15年から現職。高齢者の虐待や孤立問題を研究。

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<賃貸住宅、入居者向けに保険も 発見遅れ、原状回復の費用かさむ>

女性より男性の方が発見が遅い、病気がありながら医者にかかっていないケースがある。
 賃貸住宅の入居者向けの「孤独死補償」を手掛ける保険会社の調査などから孤独死の
実態が浮かび上がってきた。

 まとめたのは日本共済
 賃貸住宅の入居者向けの家財保険を扱う。
 通常の補償に加えて、孤独死補償を始めたのは2012年10月。
 契約に占める単身高齢者の比率が高まるなか、誰にもみとられずに部屋で死亡し、発見
が遅れる例が増えてきたためだ。

 発見が遅いほど部屋の清掃等にお金がかかり、遺族が多額の費用を求められることも
ある。
 このため、同社は契約者を対象に、孤独死によって発生した部屋の清掃費や遺品の片
付け費用を補償するサービスを無償で加えた

 同社が認知し、支払い対象とした孤独死件数は13年に133件、14年は158件と増加傾向
で、15年は180件。約8割が男性だった

 死亡原因別にみると、心疾患が最も多く31%、自殺が10%、脳疾患が7%など。
 がんなどの病気にかかっていながら通院の形跡がなかった例もあった。
 金銭的困窮や社会からの孤立など、生活の厳しさの一端がうかがえるという。

 孤独死した場合、男性は女性に比べ発見が遅れがちであることもわかった。
 発見が遅いほど、部屋の修復や清掃、消臭などに費用がかかっていた。
 同社が扱った案件の中には、原状回復費用で200万円以上求められたケースもあった。

 孤独死が増えれば、単身者の賃貸住宅への入居が家主側から敬遠されるなど、生活
現場で支障が生じることも考えられる。
 家主側にとっても、部屋の借り手が見つからないといったリスクが増える恐れがある。
 日本共済は「逸失家賃」を補償するような家主向けの保険も開発中だ。
「単身世帯が増えるなか、孤独死は珍しいことではなくなってきている。社会全体の問題
としてとらえ、対処すべき時期にきているのでは」と指摘している。

高齢孤独死

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高齢になってからの地域や社会との交流を促すご意見が多いのですが、私などは、反
対に、高齢になってまで、いろいろな関係・交流を持ち続けるわずらわしさから逃れた
い、勘弁してほしい、と思う方です。

夫婦でいる以外は、好んで人と交わっていたいとは思わないですね。
人と交流を持つこと、コミュニケーションすることは、結構気を遣う方なので疲れます。

これまで経営コンサルタントとして、人と話をすることを仕事としてきましたが、コ
ミュニケーションに全力で取り組むことが多く、その後、ホテルや自宅に戻ると、ぐっ
たり、ということがほんとに多かった・・・。

最近読んだ、五木寛之の『青春の門』ならぬ『玄冬の門』。
そこで、彼も孤独死・孤立死がいいと書いていました。
(彼がそこで書くような生き方・死に方は、女性には絶対といっていいほど不可能と
思いましたね。可能な男性も、ごくごく一握り、いるかいないか・・・。)

ということで、万が一、私が独り身となることがあれば、きちんと事前に孤独死・孤立
死対策をしておかねばと覚悟しています。
具体的にどうするか・・・。
今すぐその備えを具体的に考える前に、身の回りの不要なモノの処分や、葬式やお墓は
いらないなど、終活中に、先行して決めておくべきことがありますので、そちらから順に
やっていこうかと考えています。

基本的に、孤独を感じない者においては、孤独死はあり得ない・・・。
屁理屈ですが、そう思っています。

孤独でも、ひとりでも、関心があること、やりたいこと、多々ある生活を、できるだけ
長く・・・。
それができなくなった時のための孤独死・孤立死準備。
ご迷惑が掛からぬよう、心して行い、生き、そして逝きたいと・・・。

 

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