現役で稼ぎ、楽しく使う高齢者生活が理想

「老後不安不況」を吹き飛ばせ! 「失われた25年」の正体と具体的処方箋
大前研一氏著・2017/3/31刊)
「第2章 【問題解決編① 政府】老後不安を払しょくするために、政府は何をすべきか」
を参考にして、高齢者世代の生き方・あり方を考えています。

各項の順に、エッセンスを集約した上で、思うところを述べています。
興味関心をお持ち頂けましたら、同書をお求め頂き、ご自分流にお読み頂ければと
思います。

今回は、第5項を受けての第5回です。

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 5.「人生の楽しみ方」を、国も企業ももっと高齢者に提案せよ
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国民の老後不安を解消していく一方、「こういう人生の楽しみ方がある」という
ことを、政府が国民に紹介し、国民運動にまで高めていくことも必要。

として、
全国のカルチャーセンターのようなところを利用して「人生の楽しみ方教室(入
門編)」といった講座を設ける。
ことなどを提案するのがこの項です。

 JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in九州」に人気が集まっていることを例と
しつつ、より自発的かつ自由に消費を楽しむことを推奨します。
そして、企業が、
1700兆円の金融資産の大半をもつ高齢者の心理をとらえる商品
・サービスを積極的に提案・事業化すべきとまとめています。

七つ星2

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クルーズトレインで100万円。
私も、同じ100万円自由に使えるなら、もっと別の楽しみ方をしたいですね。
パッケージではなく、自分でプランを立てて・・・。

あり余る金があるけど、他にやりたいことがないとか、分からないということで
ない限りは・・・。
やりたいことはあり過ぎるくらいにあるけれど、先立つものがない、というのが
本当のところで・・・。(とほほっ!)

当然、国にそんなことを教わらなくても、好奇心に従って自分で調べ、考えるこ
とはできるので、その点は安心なんですが・・・。

カネを使う楽しみも必要ですが、高齢になってから、新しいカネの稼ぎ方にチャ
レンジすることも重要に思いますが、大前さんはどう考えるでしょう。

氏は今もしっかり稼いでいるから、提案しているようなことを言える・・・。
と、思えるのですが・・・。
現役で稼ぎ続けている分を、その生活の中でしっかり使う、楽しく使う、そして
有意義に使う・・・。
働けるうちは・・・。

働けるうち、は、遊べるうち、と同時進行の高齢世代の生活。
そのバランスを、自分流に、ある程度自由にとることができる生活。
それが理想のような気がします。

ワーク・ライフ・ニューバランス、です。

やはり、動けなくなってからの経済的な基盤、処分使途可能な資産は持っていた
いですし、持っているべきでしょう。
92歳でサ高住に入り、今歩行器を使いながらも元気に過ごしている義母を見てい
ると、つくづくその必要性を感じます。かなり長生きしそうですから。

大前氏の言うところの、平均資産はあくまでも平均。
無茶苦茶な資産を持つ高齢者分を合算しての平均値ですから、大前氏のいうよう
な生活を送ることができる高齢者の比率は、それなりに低くなるでしょう。
正確な数字を提示しない大前氏の提案なので、反論も、根拠のない、正確性を欠
くもので、申し訳ないですが・・・

3

※次回は、<「資産税」と「付加価値税」を導入し、成熟国家に合った税制に変える> です。

 

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